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2007年08月 アーカイブ

2007年08月18日

生命保険について

生命保険は、
人間の生命や傷病にかかわる損失を保障することを目的とする保険です。

生命保険は、死亡などの所定の条件において保険者が受取人に、
保険金を支払うための保険です。

日本では、生命保険会社が行っている。
その他にも「農協」や「生協」が行っている。

損害保険の扱う傷害保険に似ているが、
損害保険の要件とされる「急激・外来」の条件に拘束されない点で異なる。

生命保険では、統計に基づいて、
年齢ごとの死亡率に応じた保険料を設定することで、
保険会社が受け取る保険料と保険会社によって支払われる保険金が均衡する仕組みになっている。

契約者が支払う保険料は、
年齢ごとの死亡率に応じた保険料の合計を期間全体で
平準化した金額となるのが一般的です。

生命保険の種類:定期保険とは

定期保険は、
一定期間以内の死亡に対して保険金が支払われる生命保険です。
「掛け捨て」と呼ばれる保険のことです。

死亡のみ保障するため、保険期間を満了したときの満期保険金はない。

定期保険は、途中解約した場合の解約返戻金は一般に少ない。

定期保険は、保障される金額に対する保険料は比較的安いため、
子どもが成長するまでの世帯主など、
一定期間、高額な保障が必要とされる場合に利用される。

近年では保険料を安く保障額を多くしたいというニーズに対応するため、
中途解約の場合、解約返戻金がまったくない定期保険も開発されている。

定期保険の知識①

定期保険の5つの知識です。
しっかり覚えておきましょう。


1、生命保険には税金がかかる。
 以下の例は保険金3000万・年収800万円・生命保険以外の財産が無い場合
夫が被保険者・契約者で受取人が妻の場合は保険金に対し税金はかからない
夫が被保険者で妻が契約者と受取人の場合は所得税と住民税が保険金にかかり、合計約433万円
受取人を子供にしている場合は保険金は贈与税の対象となり、約1374万円

2、生命保険の保険料は、
  保障の期間中同額の全期型と一定期間毎に保険料が上がる更新型がある。

3、契約時に提出する告知書に偽りがあったり、告知漏れがあった場合には、
  保険金は下りないこともある。

4、被保険者の同意が無ければ、
  たとえ夫婦・親子であっても保険の加入は出来ない。

5、保険料が払えなくなっても、
  返戻金がある種類の保険であればそれを原資にして保障を継続することが出来る。

生命表について

生命表とは、
人間の生死にかかわる統計データのことです。
生命保険では、常に生命表が使われています。

生命表による加入者の生死の予測に基づいて、
適切な保険料が設定されます。

ただし、死亡統計は過去から現在までのデータのみが使用されるのに対し、
実際の生死は将来発生することであるから、
当然予測に誤差が発生し得ます。

そのようなときに保険料収入が不足する事態になってはいけないので、
保険料計算に用いる死亡率にはあらかじめ安全が見込まれています。

このときの死亡率を予定死亡率と呼び、
保険料計算の重要なパラメータのひとつです。

2007年08月19日

生命保険の種類:終身保険とは

終身保険とは、
保険期間を定めず、生涯にわたって保障される保険のことをいいます。

死亡した場合は、保険金が支払われるので、
定期保険と比較すると保障される金額に対する保険料が割高です。

途中解約をした場合に解約返戻金が出ることが多いですが、
通常は払い込んだ保険料の総額よりは少なく、
また契約してからの経過年数が短いほど返戻金は少ないです。

60歳で保険料を全て払い込む形にした場合、
60歳前後で払い込んだ保険料よりも解約返戻金のほうが多くなります。

2007年08月20日

生命保険の種類:養老保険とは

養老保険とは、
・ 保険期間内に死亡した場合に保険金が支払われる保険。
・ 満期になった時に生存していた場合、満期返戻金として保険金額と同額が支払われる保険。

契約満了時には通常、満期返戻金に加え、配当金が支払われるため、
払い込んだ保険料よりも多く受け取れる為「貯蓄型」とも呼ばれる生命保険です。

養老保険は、加入時の年齢や保険期間によっては貯蓄性がない場合もある。

養老保険は、生存保険と死亡保険を同額組み合わせることで保険金給付に関わるリスクを減らし、
貯蓄的な色合いを濃くしたものです。

2007年08月21日

定期保険の種類:その他

□ 定期付終身保険
終身保険と定期保険を組み合わせた保険です。
終身保険が主契約で定期保険が特約となっていることが多い。
子どもが大きくなる前のように、大きな死亡保障が必要なときだけ保障を大きくすることができます。


□ アカウント型保険
比較的新しい商品で、毎回一定の保険料のうちいくらかを定期保険、
残りをアカウントと呼ばれる積立金に充当している。

定期保険終了後に一時払終身保険あるいは年金に移行するタイプの保険です。


□ 子ども保険
子どもの年齢や小中学校・高校の入学時期に応じて祝い金が支払われたり、
満期時に保険金が受け取れるような保険です。


□ 個人年金保険
一定期間保険料を払い込み、保険料を積み立てた資金を原資として、契約で定められた年金を受け取るような保険商品。生存保険の一種。詳細は個人年金保険の項目を参照。


□ 変額保険
保険期間中に株式・債券などへの投資・運用を行い、
その成果に応じて死亡保険金額、解約返戻金額、満期保険金額が変化する保険商品。

一般の保険は契約時に定めた保険金額が契約期間中に変化しない。

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